なぜシェードボールは黒いのか

2015-08-15

ロサンゼルス市長のエリック・ガルセッティ市長は、カリフォルニア州の

大干ばつ対策で貯水池に黒いプラスチックボールを一面に浮かべました。

そうすることで、太陽光による自然蒸発や動物の侵入、ゴミの付着を

防ぐ役割があるそうです。

 

動画で分かるように辺り一面真っ黒になっていますが、プラスチックボールが

黒い色をしているのには理由がいくつかあります。

 

それは、まず安く出来て、長持ちして、安全に太陽光を遮ることが目的

だからです。白い色で太陽光を反射させて水の温度を冷たく保つことが

目的ではありません。

 

それと、一番の目的は太陽光に含まれる紫外線による水との化学変化を

防ぐためです。2番目に、得られる利点として水の蒸発を防ぐことが

挙げられます。

 

プラスチックボールの黒い色は、カーボンブラックという炭素の微粒子が

使われているので黒い色をしています。

 

そのカーボンブラックの黒い色は、あまりにも黒すぎて光が黒いボールのなかに

吸収されてしまいます。

 

なので、太陽光を遮る黒い陰の役割をしてくれるのでこの黒いボールは、Shade Ballと

呼ばれています。

 

また、カーボンブラックは紫外線によるプラスチックの劣化にも強く、寿命が長い

ことも利点の一つになっています。

 

ところで、黒い色というのは白い色に比べて熱を吸収しやすくなります。

Tシャツの場合でも、黒いTシャツを着た時の方が暑く感じるのもそのせいです。

 

だとすると、この場合も貯水池の水が温まってしまいそうですが、そうでは

ないようです。

 

実際に温まらない訳ではないようですが、水の上にボールが浮かんでいるので、

ボールが温まって、水で冷やされてというサイクルを繰り返して徐々に温まる

ことはあるそうです。

 

ですが、黒い色は温まるのも速いですが、冷めるのも速いです。なので、一晩あれば

貯水池の水は冷えるといいます。

 

このように、黒いボール一つをとってみても、なぜこのボールは黒いのかという

視点に立つことで、いろいろなことが見えてきました。また、この場合は

カリフォルニア州の大干ばつに関わることなので、尚更それに対する対策は

意味のあることでないといけません。

 

普段から何気ないことに疑問を持って、いろんなところから観察してみては如何ですか?

 

via.

io9.com|Why are Shade Balls Black Instead of White?

 

 

 

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